EXPO2025 大阪万博 サンマリノパビリオン
現代素材×伝統工法「斗栱」。金物を一切使わずに巨大装飾を支える、革新的なパノラマ空間
施工パートナー: 内藤 伊織
「一過性の非日常ではなく、日常の中に溶け込む心地よいサウナ体験を」というクライアントの想いから、日々訪れたくなる特別な空間づくりがスタートしました。人工物で構成される室内において、いかにして自然の中にいるような心地よさをインストールするかをテーマに、シンプルかつ洗練されたデザインを追求しています。
計画地は、高架を支える8本の柱が点在するJR神戸線高架下の区画。この特殊な環境を逆手に取り、「森の中に分け入る」ような空間体験を創出するため、柱を避けつつあえて最も距離が長くなるような動線を設計しました。「エントランス・脱衣・サウナ・休息エリア」という4つの空間を回遊することで、徐々に心の深い部分へと入り込んでいくようなストーリー性を持たせています。
内装には、森の芳香を放つ熊野産檜や調湿効果の高い栃木産大谷石、深緑色の御影石、陰影を生む土壁調の左官材など、身体に馴染む自然素材をふんだんに採用。緻密な照明計画をはじめ、吐水する水音、天井に揺らめく水影、緩やかな空気の流動によって空間に“自然の揺らぎ”を与え、サウナでの深い瞑想状態に寄り添う至福の環境を実現しました。
| 社名 | ととのうサウナ HIGH BALANCE 様 |
|---|---|
| 坪数 | 52坪 |
| 準備期間 | 7ヶ月 |
| 施工期間 | 3ヶ月 |
| 施工内容 | エントランス待合、脱衣所、サウナ、水風呂、内気浴場 |